この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
病気がちな元夫を支えてきたが突然の別居により連絡もとれない状態になりました。愛情がの深さと裏腹に元夫の病気をきっかけに夫婦関係に亀裂が入ってしまい,妻側もそのショックもあり,体調を崩してしまいました。そんな中,数カ月後に離婚調停を申し立てられた。どうしてよいのかわからず,相談に至りました。
解決への流れ
数回の調停に弁護士とともに出席し,精神的にも落ち着き,離婚自体は受けいれられるようになりました。また,体調も少しずつ回復し,仕事探しや資格取得に頑張るまでに至りました。そして数回の調停期日を経て,水準以上の養育費を確保するとともに住み慣れた自宅への継続しての居住を認められ,調停成立となりました。
調停期日において調停委員が進行を急ごうとする場合でも,相談者様の精神状態や体調に気を配り,無理な進め方がなされないように促しました。時間はかかりましたが,少しずつ相手方の譲歩を得て,最終的には希望通りの決着となりました。私の人生も苦労が多かったですが,粘り腰が役に立ったと思っています。